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令和5年における横須賀市内の刑法犯認知件数は1,505件

令和5年における横須賀市内の刑法犯認知件数は1,505件(暫定値)で、前年と比較すると26件の増加となりました。
また、特殊詐欺の被害が105件(暫定値)で、前年と比較すると7件減少しましたが、
被害総額は約2億6000万円と高額となっており、引き続き、注意を要することは間違いありません。
特殊詐欺の手口については、そのほとんどが「オレオレ詐欺」と「還付金詐欺」という手口でした。
犯人グループは、引っ掛かりにくくなると、騙しの文言や手口を変えたりしてくる傾向にあるため、
テレビ、新聞、地域の防犯情報等で特殊詐欺に関するニュース等を常に意識し、最新の被害状況を良く知っていただくことが、
被害にあわないためには重要です。

〇オレオレ詐欺の特徴は、子や孫等を装い、
「カバンをなくした」、「仕事で失敗した」、「女性を妊娠させてしまった」等と
ウソを言って、現金やキャッシュカード等をだまし取る手口です。
神奈川県内のオレオレ詐欺の被害者のうち、70歳以上の方が9割以上を占めています。

〇還付金詐欺の特徴は、市役所の職員等を名乗り、
「医療費の還付金がある」とか「保険料の還付金がある」等とウソを言って、
ATMに誘い出し、携帯電話で話しをしながらATMを操作させ、お金を振り込ませる手口です。
神奈川県内の還付金詐欺の被害者は、60代の方が約6割を占めています。

~特殊詐欺の防止策~
・特殊詐欺は自宅の固定電話に電話をかけてくる手口がほとんどです。
留守番電話を常に設定して、メッセージを聞いて知っている人だったら会話をするようにしてください。
・迷惑電話防止機能付き電話機を設置していだだくことも有効です。
・電話で長く話をしていると、犯人(かけ子)のペースに巻き込まれてしまい、たとえ手口を知っていても引っかかってしまいます。
そのため、「電話でお金の話が出たら詐欺」と考え、なるべく早く電話を切り、警察や家族にすぐに相談しましょう。